ino-tetu
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LV24
2025-11-08 03:27購入者
一般公開
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ある日の夕暮れ。手早く仕事を終え、保育園に向かう。 バリキャリの妻は仕事で遅くなる事も多く、保育園のお迎えは自営業で時間に融通がきく俺がほぼ毎日担当している。 もちろん俺に異論は無い。「出来る方が出来る事をやる」のは家族の当然の責務だ。 チビを保育園から迎え、帰路に着く。チビは一生懸命今日あった事を話してくれる。至福の時間だ。 途中にある郵便局に立ち寄り郵便物を受け取る。

小さな段ボール箱である「クリックポスト便」を窓口で受け取ると、チビはそれを見逃さない。 「パパそれ持つ〜」
 「いや、これはパパが…」 「うわ゛ぁぁぁぁぁ持つぅぅぅぅぅぅ」

 泣く子には敵わない。仕方なく郵便物をチビに持たせる。 ケロッと泣き止んだチビは歌いながら郵便物をブンブン振り回す。

いや、いいんだよ別に。危険物じゃないし壊れ物でもないし。 … ただそれは お父さんが推し様に送ってもらった使用済みパンツなんだ。 … 夕日が姿を隠し、空は濃い紫へと変化してゆく。 俺は どうすればママに告げ口されずに、自然にチビから郵便物を奪うか?だけを考えながら家路を急ぐのであった。
 おしまい笑。(実話)


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